知っておきたい外壁塗料の種類
外壁塗装には、お住まいを風雨や紫外線の影響から守る大切な役割があり、定期的に塗り替えなどのメインテナンスが必要です。
「できるだけ耐久性に優れたものがいい」「デザイン性に優れた塗装にしたい」などのご要望により、おすすめする塗料も変わってきます。
福岡県筑後地区を中心に久留米・鳥栖で外壁塗装をおこなう株式会社アラカワ彩塗は、様々な塗料を取り扱っています。
創業45年以上の実勢で培われた豊富な経験と知識で、お客様のご要望に合わせて塗料をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
こちらのページでは外壁塗料の基礎知識についてご紹介します。
外壁塗料について知っておきたい基礎知識
外壁塗料の種類
外壁塗料は、「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」の4種類に分類できます。それぞれ価格や耐久性など特徴が異なり、壁や屋根の状態に合わせて最適な塗料を選択する必要があります。
また、塗料は「水性タイプ」と「油性(溶剤)タイプ」があり、塗装する壁や屋根の材質の状態によって最適なものが異なります。その特徴は、開封してからすぐに使える「1液型」と、2つの塗料を混ぜて使用することで好みの色や質感にできる「2液型」というタイプを使い分けます。
塗膜の硬さ
塗料には硬さにも違いがあり、主に「硬性タイプ」と「弾性タイプ」に分けられます。一般的に硬性タイプは厚塗りに適しており、屋根の塗装に使われます。一方で弾性タイプは外壁に向いており重ね塗りに適していて、色味・質感・デザイン性などを重視したい場合にマッチしています。
塗料の機能
外壁塗装を選ぶ際に大切なことは、耐久性や防水性ですが、近年では「低汚染タイプ」「防カビタイプ」「防藻タイプ」「透湿タイプ」「断熱タイプ」「遮熱タイプ」など様々な住宅環境に対応したな塗料剤をお選びいただけます。必要な機能をプラスすることで外壁を汚れや紫外線から守ることが可能です。
塗料種類のご案内
アクリル塗料
アクリル塗料の一番の特長はその価格の安さです。
発色も良く重ね塗りの施工にも優れています。高温でも変色しにくく、ツヤ感と滑らかさがあるのでデザイン性を重視する場合はおすすめです。しかし、耐久性に乏しいため、色の変色やヒビ割れができやすいデメリットもあります。
ウレタン塗料
塗膜が柔らかく薄いため密着性に優れ、耐久性・機能性ともにバランスが良く、様々な用途に使われています。
しかし、シリコン塗料に比べて汚れが付着しやすく、紫外線の影響を受けやすいので、時間が経過すると汚れが目立ってしまいます。
シリコン塗料
近年主流となっている塗料です。
アクリル塗料・ウレタン塗料に比べ汚れやヒビ割れに強いのが特長です。透湿性にも優れた塗膜ができるため結露を防ぎます。
環境への配慮から水性タイプが人気ですが、耐候性は溶剤(油性)タイプのほうが優れています。
フッ素塗料
現在の有機系塗料では、もっとも耐候性が高い塗料です。
またツヤ消しもできるため、落ち着いた質感に仕上げることができます。ただし費用が高く、さらに塗膜が比較的薄いためヒビ割れに弱いという欠点があります。使用する塗料により次回の塗り替えが難しくなるものもあり、注意が必要です。